初めに選手には、コントロールやスピードを意識せずフォームを重視して正しいシャドーピッチングを身につけてもらいます。そしてシャドーでしっかりフォーム修正できればボールをもっての練習を許可していきます。
最初は軽く5m位のネットスローから始めて段階的に距離を伸ばしていきます。これは何故かと云うとフォームを意識させるというのは大前提なのですが、ボールをもった途端に元のフォームに戻ってしまう選手が非常に多いからです。力めば力むほどシャドーではしっかり修正できていた部分が乱れていくので、段階的に伸ばしていくことが大切です。力まず意識しながら反復練習していくことにより、修正されたフォームが意識せず体に徐々に沁みついてくるのです。
次回からは写真を交えて具体的に体の使い方を数回に分けて説明していきます。